天国への階段か 地獄への階段か
先日、塾での担任面談が行われました。
面談の2週間前には月1テスト、その結果が出るのがテスト1週間後だったので、
面談は5月分の月1テストを含んだうえでの面談となりました。
まず、5月の月1テストの話をします。
5月のテストは算数と社会があまり芳しくなかったものの、国語が安定し、
理科が今までにないくらいの点数を取ったので、総合として前回と同じくらいの
偏差値をキープすることができました。理科のおかげでだいぶ救われたという状態です。
それでも偏差値をキープできたのは凄いと思いました。旦那もまさか2回目も偏差値60取れるとは思ってなかったようで嬉しそうにしておりました。
「でも算数がな~」なんてぼやいてましたが。ま、まぁね・・・。
それを踏まえて、今回の面談の日程を取りました。
そんな面談直前のある日のことです。
面談直前の日、娘が教えてくれました。
木曜日の授業の日のことです。
娘はクラス担任に個人的に呼び止められて、こう言われたそうです。
「〇〇さんは成績がよろしいので、上位クラスに行く気はありますか?」と。
娘は「はい」と答えたのだそうですが・・・。
私たちに話してくれた時、こうも言っていました。「上のクラスに行くの嫌だなぁ」と。
理由は単純明快で、上位クラスに行けば・・・
宿題が今の1.5倍
授業内容の難化+スピードアップ
毎週行われる復習テストの難化+合格点数アップ。
だからです。
旦那は上位クラスに行くことは良いことだと、行くべきだと言っていました。
そして迎えた担任面談。今回もまた旦那と2人で行きました。
やっぱり出ましたクラス変更の話。
よく話を聞くと、私個人が思っていた通り、いや、思っていた以上に
上位クラスの内容は厳しいものになっていました。
旦那は娘を上位クラスに行かせることはもう決定していたので、
うんうんうなずいて聞いていたのですが、私のほうが怖気づいてしまいました。
確かに娘は朱に交われば赤くなるを地で行くようなタイプではありますが、
はっきり言ってこの内容はついていけるのかどうか・・・。
今の内容量でさえ文句愚痴ブーブー言いながら、どうにかやっている(多少の余裕はありますが)状態なのに。
旦那は「別に上位クラスでトップ取り続けろとは言わないから、真ん中でもいいから、とにかく難しい問題にどんどんチャレンジして度胸をつけて欲しい」と言います。
それに現状維持ではこれ以上の向上を望むことができない、とも。
うん、旦那の言いたいことは分かります。っていうかいわゆる正論ってやつだよね。
でも私は心配です。娘は気弱なタイプです。自分に自信があまりありません。
上位クラスにいって、心根が折れてしまわないかどうか。
だから、私の持つ不安を担任面談の時に伝えはしましたが、
そんな意向を塾側が汲み取ってくれるとはかぎりません。むしろ考えないような・・・。
変化を恐れては、何も得ることができません。
それは重々承知です。
でも、だから。
娘よ、どうか強くなって、クラスが変わっても、どうかついてって欲しいと
願うばかりです。
天国への階段か。地獄への階段か。
どちらの階段になることやら・・・。